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第2展示室
昭和の遊園地写真集
およそ昭和40年代に隆盛を極めたものの、平成中期に残念ながら姿を消した関西圏の4つの遊園地
【1 宝塚ファミリーランド】
【2 阪神パーク】
【3 びわ湖タワー】
【4 びわこパラダイス】
その懐かしい写真を展示しております。(館長の思い入れの強い遊園地4つのみですみません。)
【1 宝塚ファミリーランド】
兵庫県宝塚市にあった遊園地。さすが「宝塚歌劇」の御土地柄もあって、優雅かつ上品さが特徴的で、
関西圏でもひときわ高級感が漂う特別な遊園地であったかと思います。平成15年4月に閉園しました。

①入場ゲート
ここを超えると、そこから先は
「花と夢の国」宝塚ファミリーランド!

②花形観覧車
宝塚ファミリーランドといえば、やはりこの花形観覧車。
これだけでもう「宝塚」の優雅さが
満天に溢れています。

③メリーゴーランド
宝塚ファミリーランドのメリーゴーランドは、他の遊園地のものと比べても、やはり格段に豪華なものでした。

④ファンタジーワールド入口
こちらも宝塚ファミリーランド名物の「大人形館」。
青空をバックに魔法のホウキで空飛ぶ人形がまぶし過ぎます。

⑤スペースコースター入口
暗闇&イルミネーションの中を
走り抜ける近未来型室内コースターは、当時としては、余りに斬新かつ衝撃的でした。

⑥ミラクルコースター
コンパクトなトロッコながら、ハイ
スピードかつ高度に巨岩の牙城の内外を
駆け抜けるスリルにはぶっ飛びました。

⑦ジェットコースター
宝塚ファミリーランドのジェットコースターは、お洒落なブラウン。
木を組んで造ったようなコースター
でした。

⑧お城と不思議な滝
宝塚ファミリーランド内は、西洋風の「おとぎの国」の雰囲気が随所に漂っていました。

⑨飛行機塔
宝塚ファミリーランドの飛行機塔は、高度もピカイチでした。
プロペラ機の形状も典型的な昭和の遊具でした。

⑩アドベンチャーサファリ
昭和40年代辺りを特に感じさせるアトラクションでした。
自動的に動くジープに乗りながら、赤外線ビーム銃で的をしとめると、動物達が動き出すというシューティング要素は、当時の企画としてはかなり時代の先を行っていました。
今となっては見た目はレトロ感プンプンですが、現代の子供でも夢中になってしまう永遠のロングセラー遊具です。

⑪ふしぎな散歩道
こちらも結構レトロ感プンプン。
のりもの券が余れば、これで消費した
ものです。
中に入れば…当時としては不思議すぎる人感センサーにて電子的チャイム音が鳴る通路を通り…その先は鏡の迷路。
他愛のない異空間にもドキドキ…。

⑫サル山
宝塚ファミリーランド内は、随所に
動物もいて、ほのぼのとさせてくれました。
【2 阪神パーク】
兵庫県西宮市は高校球児の聖地で名高い甲子園にあった遊園地。ひときわ広大な遊園地であり、
全盛期はデラックスプール等も併設されておりました。平成15年3月に閉園しました。

①入場ゲート付近(甲子園駅方面より)
浅草花やしきでも有名なパンダの乗り物達が並んでおります。

②観覧車
阪神パークは、いわゆる「巨大観覧車」に走らず、閉園までこの観覧車で通してくれました。
昭和の時代にあちこちで見られた典型的観覧車です。
この黄赤配色が昭和ファンにはたまりません。

③モノレール
そしてこのモノレール!
車輪の回らない汽車も、今となっては、微笑ましく、愛おしい想い出です。

④巨大ゴリラのフワフワ
このゴリラ、観覧車、モノレール!
これぞ昭和の遊園地!

⑤ゾウさんのおウチ
そして、長寿命で有名なりましたこのゾウさん!キクコさん!
これぞ阪神パーク!

⑥メリーゴーランド
阪神パークのメリーゴーランド。
眺めているだけで「おとぎの国」へ
誘われます。

⑦ミニコースター
風の中を疾走するイモ虫型ミニコースター!

⑧ソテツと売店
こういった売店(スナックコーナー)で、アイスとか買って一服するのも遊園地遊びの醍醐味。
南国風ソテツ景色を眺めながらの飲食は、まさに楽園気分!

⑨フラミンゴ
阪神パーク園内には、こうした素敵な動物達も随所におりました。

⑩レオポン(ぬいぐるみ)
園内博物館にて。
珍獣を目玉にしていた昭和40年~50年代に活躍した「レオポン」。ライオンと豹の合いの子だった。
そのキャラクター着ぐるみ。

⑪スペースシャトル塔
写真では、撤去されてもうありませんが、かつては「スペースシャトル型ゴンドラ」がケーブル線でぶら下がっていて、昇降する
アトラクションでした。
最上部付近から眺める阪神地域の景色は、
まさに大絶景でした。

⑫スペースシャトル型ゴンドラ
こちらが、⑪スペースシャトル塔に
かつてぶら下がっていた「スペースシャトル型ゴンドラ」です。
末期は、このように芝生広場に置かれてオブジェと化していました。
【3 びわ湖タワー】
滋賀県大津市にあった遊園地。平成15年3月にまさかの閉園。関西圏で遊園地閉園が相次いだ時期に「ヤバい、今のうちに
写真を撮っておかないと…」と思い行ったものの、既に手遅れでした。というわけで、閉園後の外からの写真のみですみません。

①観覧車
世界最大級の巨大観覧車。
あまりに大きくて、滋賀県内のあちらこちらから見えました。
これをバックに花火大会の花火が見えた時は、まさに大感動でした。

②ウルトラマン風ロボット
園外の南西角に、閉園後もしばらく
ひっそりと立っておりました。
まさに遊園地の守り神のように…。
青空をバックに、錆びれた体ながらも健気に勇ましく宇宙からの敵へ立ち向かおうと、遠い空を見上げるような…その姿は、あまりにもまぶしく…
当博物館自慢の写真の一枚です。

③怪獣
②ウルトラマン風ロボットの宿敵は、実は園外の反対側(南東角)におりました。
琵琶湖大橋を通って湖東からやってくるお客さんに、鋭い眼光でプレッシャーを与えながらも、迎え受けてくれるのでした。

④西側ゲート付近1
まさに昭和遊園地のレストランが並んでおり、「総合結婚式場」の寂れた文字
が目を惹きます。

⑤西側ゲート付近2
真ん中に見えるのが「びわ湖タワー」晩年はバンジージャンプ台となっていま
した。観覧車も見えます。
「WELCOME」の文字が哀しい…。

⑥西側ゲート付近3
入場時には、ゲームセンターの上からドラゴンがお迎えしてくれました。
【4 びわこパラダイス】
滋賀県大津市にあった遊園地。関西圏で遊園地閉園が相次いだ時期に「ヤバい、今のうちに写真を撮っておかないと…」と思い行ったものの、既に手遅れでした。JR西大津駅からは相変わらず営業してたように見えていたのに、まさか平成10年に閉園してたなんて…。というわけで、こちらも閉園後の外からの写真のみですみません。

①入場ゲート付近
入口から見渡しても、アトラクションの配置が凝縮されていて、遊園地としての絵になっています。
その分、閉鎖のフェンス群が切なく
哀しい…。

②グレートポセイドン
ポセイドン号船が前後に揺れる心地よいスリルのバイキング。
見つめていると未だに動き出しそうで、時間が止まった感じ…。
その右手に見えるのは、びわ湖タワーにいたロボットの色違いバージョンのよう。

③パラダイスホール
全盛期には連日さまざまなイベントが催されていたはず…。

④パラダイスホテル
レジャー施設として、温泉・ホテルと
セットで楽しめるようになっていました。
この建物は見るからに「昭和のホテル」
ですね。
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